お坊さんからのクリスマスプレゼント?

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「お坊さんからのクリスマスプレゼント?」

お寺の出前の会・宮本直樹師にお願いした不思議なプロジェクト

 

 平成17年当時、ソックスやインナー類を製造・販売なさっておられるメーカー様から、とても良いお話をいただきました。

 《クリスマスプレゼントを入れる巨大な靴下》を作ったけれど、流通に乗らない数量について、人の役に立つ使い方がないだろうか?というものでした。
 このお話を活かすことができるのは、宗教の壁を越えて、福祉活動をされているあの方しかいない!と思い、お寺の出前の会1号庵・宮本直樹師(浄土真宗本願寺派観念寺住職/大阪府南河内郡河南町寛弘寺220)にご相談しました。お寺の出前の会は、袈裟を着て病院や老人ホームなどに出向き、紙芝居とハーモニカの演奏を通じて、仏教の心を届ける福祉活動をなさっておられます。訪問先にはキリスト教系の病院もあり、キリスト教のお話なども紙芝居にされています。
 「お坊さんですが、クリスマスプレゼントをお題にお話を」。「靴下の中に、宮本師の愛情を詰めてください」などなど無理を承知でお話ししたところ、なんと「やってみましょう」というご返事をいただいたのです

 

12月16日 白寿苑

白寿苑1

 12月16日、宮本師が定期的に訪問し、活動なさっておられる大阪の特別養護老人ホーム・白寿苑で、この不思議なプロジェクトが実行されました。

 

 宮本師は、ことの次第を職員さん達にもお話し、ご了解いただいてから法話会を開催されました。靴下には、100円ショップで宮本師がご用意された珠数や孫の手、カレンダーなどのグッズを詰めて入所者の方々に配られました。


靴下から珠数が出てきたのに驚かれ、また感激され、靴下に向かって合掌される方もあって、大好評でした。

 

白寿苑2

 無理なお願いを実現してくださった宮本師、職員の皆様、製品をご提供くださったメーカー様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

  また、お寺の出前の会の活動について、日本経済新聞平成17年11月2日夕刊にて宮本師のインタビューが掲載されました。 フットワークが軽い活動は、一般的なお寺のイメージからかけ離れている…  日経1

という問いかけに対し、 「大阪市内の下町で、酒店の息子として生まれ育ったので、寺院の跡取りとして生まれた僧侶とは発想が異なる面がある。下町の親しみやすい雰囲気が肌に合うので、お寺ももっと親しみやすい存在であっても良いのではと考えるようになった。少し大げさに言えば、《お寺は何のためにあるのか?》《仏教の優れた智慧を限られた檀家に伝えるだけで良いのか?》が、今、問われていると思う」。と語られています。

 

 

 

 

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