中国・少数民族幼児教育支援プロジェクト

アジアをつなぐ仏教。国際交流のススメ

カシュガル市初の名誉市民

日本国 観音聖教琳主 妹尾公運閣下
閣下は、喀什(カシュガル)市の幼児教育と民族芸術文化の交流と発展に多大なる貢献をされましたので、ここに喀什市名誉市民の称号を贈り表彰致します。

この言葉は、カシュガル市のパルハチ市長から妹尾公運琳主に贈られた名誉市民証書に記されていました。妹尾琳主は平成11(1999)年10月22日、カシュガル市教育局との間に「妹尾公運教育基金」を設立され、同市の幼児教育に携わってこられました。その功績をたたえ、カシュガル市初の名誉市民という称号が贈られることになりました。

 

すべては子どもの笑顔のために

 

 はじまりは、平成10(1998)年でした。妹尾琳主がカシュガル市第一幼稚園を訪問された際に、園児の歌や踊りによる歓迎会があり、その「きらめくような感性」に魅了された妹尾琳主は、教育基金を設立し、芸術活動を支援したいと発願されました。今、同幼稚園では、妹尾琳主は「お母さん」と呼ばれています。

写真/上・左下 カシュガル市第一民族幼稚園を訪れた公運琳主。/右下 きらめくような感性の舞。

写真上・左下 カシュガル市第一民族幼稚園を訪れた公運琳主。右下 きらめくような感性の舞

カシュガル市名誉市民称号・贈呈式

 名誉市民称号の贈呈式は、平成16年6月6日、中国新疆ウイグル自治区喀什(カシュガル)市・ニルパック賓館貴賓楼にて行なわれました。カシュガル市からは、パルハチ市長、タンヌル副市長をはじめ、市政府関係者とカシュガル市第一民族幼稚園のスリヤ園長他30人余が出席。日本からは妹尾琳主をはじめ観音聖教の随行員他20人が出席しました。式典では、パルハチ市長から妹尾琳主に「喀什市名誉市民」証書、「感謝状」「錦旗」が贈呈されました。

写真/左 公運琳主とカシュガル市パルハチ市長。 右 贈呈式終了後の記念パーティーのひとコマ。

写真左 公運琳主とカシュガル市パルハチ市長。 右 贈呈式終了後の記念パーティーのひとコマ。

パルハチ市長挨拶(抜粋)

 

「近年来、妹尾公運琳主様は、我が市の幼児教育の発展に大きな支援をしてくださいました。琳主様が新疆の少数民族の教育事業の発展に貢献されたことに対し、本日ここに、喀什市名誉市民の称号を贈り、喀什市の史書に(この出来事を)載せて世々代々に伝えて、顕彰するものであります」。

 

カシュガル市の概略

 

カシュガル市は中国の最西部にあり、ウイグル族をはじめとする漢民族、回族など13民族が集中する古い街で、新疆では有名な歴史・文化の名所です。市の面積は約198万平方キロメートル、総人口は35万人。素朴な文化が大切にされている街です。シルクロードの要衝で、漢代には疏勒国として仏教が栄えました。大谷探検隊やスタインらも探索の拠点にしました。

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